エリンギは歯ごたえが良く、炒め物や煮物、パスタなどさまざまな料理に使える万能食材です。
しかし、「ちょっと変なにおいがする」
「なんとなく気になるにおいがある」と感じたことはありませんか?
今回は、そんなエリンギのにおいが気になるときに役立つ、においの原因と対策について
ご紹介します。
エリンギのにおいの原因とは?
エリンギは比較的においの少ないキノコですが、保存状態や時間の経過、湿気などによって、
独特なにおいが出てくることがあります。
とくに冷蔵庫で長めに保存したとき、袋の中に水滴がついていた場合などは、においが強く
なる傾向があります。
においの原因は、キノコが放出する「揮発性成分」や「菌糸の分解」によるものとされており、
傷み始めているサインのこともあります。
酸っぱいにおいや、アンモニアのような刺激臭がある場合は、食べずに処分するのが安全です。
エリンギのにおいを消す簡単な方法
1. 水洗いしてしっかり拭き取る
キノコ類は基本的に洗わずに使うのが一般的ですが、においが気になるときは軽く水で
洗ってOKです。
さっと水をかけたあと、キッチンペーパーなどでしっかりと水気を拭き取りましょう。
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2. 酢水にくぐらせる
水500mlに対して、酢を大さじ1加えた「酢水」に、エリンギを1〜2分ほどくぐらせる方法です。
そのあとすぐに水で洗い流し、キッチンペーパーでしっかり水分をふき取ってから調理します。
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3. 加熱調理でにおいを飛ばす
生の状態では少し気になるにおいも、加熱するとほとんど飛んでしまいます。
とくにオリーブオイルやバター、にんにくなど香りの強い食材と一緒に炒めると、
より香ばしく美味しく仕上がります。
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エリンギの保存方法にも注意しよう
エリンギは、正しく保存することでにおいを抑えることができます。
以下のようなポイントに注意して保存してみましょう。
- 購入時の袋から出して、キッチンペーパーで包む
- その上からポリ袋や保存袋に入れて、冷蔵庫の野菜室へ
- 3〜5日を目安に使い切る
冷凍保存もおすすめ
食べきれないときは、冷凍保存もおすすめです。食べやすいサイズに切ってから、冷凍用保存袋に入れて冷凍庫へ。
凍ったまま加熱調理ができ、うまみも凝縮されて美味しく仕上がります。
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まとめ:エリンギのにおいはちょっとした工夫で防げる
エリンギのにおいが気になるときは、「洗う」「酢水」「加熱」「味付け」の4つの工夫でかなり改善されます。
また、保存状態を見直すことで、未然ににおいの発生を防ぐことも可能です。
ちょっとしたひと手間で、美味しく食べられるので、ぜひ試してみてくださいね。
においがどうしても気になる場合や、異常を感じるにおいがする場合は、無理に食べずに処分するのも
大切な判断です。
新鮮なエリンギを、美味しく楽しく調理しましょう。
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