大井川鐵道 SL列車でめぐる懐かしの旅 トーマスにも会えたよ

旅行記

大井川鐵道 SL列車でめぐる懐かしの旅

数年前の春、夫とふたりで静岡県の大井川鐵道で、SL列車の旅を楽しみました。
汽笛とともに、のんびりとした時間が流れるSLの旅は、まるで昭和にタイムスリップしたような1日でした。

改札が始まりワクワクしながらSLの待機しているホームに出ると、みんなは
各々SLをバックに記念写真を撮っていました。

新金谷駅から出発!SL列車に乗車

事前に 予約しているので、席を探しながらすすんで行くとここらあたりかなと思う席に
予約の時に頼んでおいたお弁当が置かれていました

天井にはレトロな扇風機が回っています。

いよいよ発車時間になり、slは大きな汽笛を響かせて力強く発車しました。
そう!この音です!!!
懐かしいslの力強い汽笛の響きです。

快い風が半分開けてある窓から入ってきます。

車窓には彼岸花が満開のところや広い茶畑が続いていたりします。

そのうちにslは広い大井川に沿って走ります。
アユ釣りの人たちも見えました。

車窓からの景色と時々轟く汽笛をなつかしく聴きながら乗っていると、とてもユニークな車掌さんが来ました。
車掌さんは、 4人掛けの席ごとに話しかけ、ハーモニカを吹いてくれるのです。
なんでもその車掌さんはSL専務車掌さんで、SLおじさん、SLおばさんと呼んで
くださいとのこと。

暑くもなく、寒くもなく9月末の心地よい風を受けてSLは走ります。

動画をお借りしました。

突然金木犀の香りがしてきました。
見ると車窓に金木犀の並木が線路に沿ってありました。
窓を開けて走るSLならではのうれしい体験です。

煤煙は昔のSLに比べて大分おさえられているようです。

昔のSLはトンネルを通る時はとても苦痛でした。
しばしば通った京都府の保津川下りで有名な保津川に沿って走っていたslは本当に大変でした。
トンネルを出たと思うと、またトンネル、やっと抜けたと思うとまたトンネルでしたから・・・

でもきょうのSLは時々少し煤煙のにおいを感じる程度でした。

豪快に走るslの窓から景色を眺めていると突然胸に何か飛び込んで来ました!!!

木の葉っぱでした!!!

窓を開け心地よい風を受けて走るSLに自然からのプレゼント です。
感激しました!!!
記念に持って帰る事にして手帳に大切に挟みました。

走っていると、
「まもなく日本一短いトンネルをくぐります。」と
放送が流れました。

そしてまもなく
「これかな?」と言い終わるより早くアッと言う間にトンネルを抜けました。
あれがトンネル?
本当にトンネルだったのかな?

こうして、 大井川鉄道SLの旅は新金谷~千頭間、片道80分で走ります。

千頭駅で下車、のどかな駅前を散策

SL列車は約1時間半で終点の「千頭駅」に到着。
小さな駅ですが、地元の特産品を売る売店や、昭和の雰囲気を残した駅舎がとても懐かしく、心が和みます。

天気が良かったので、少し駅前を散歩しながら、夫とおしゃべり。のんびりした空気が心地よく、歩くだけで癒されました。

「きかんしゃトーマスフェア」でお子さん連れにも人気

私たちが訪れたのはトーマスイベントの時期ではありませんでしたが、大井川鐵道では季節によって「きかんしゃトーマス号」やイベントが行われており、家族連れにも大人気とのこと。
お孫さんと一緒の旅にもぴったりだと思います。

私たちも 孫たちが大好きだったトーマスに会う事が出来ました。
孫たちが夢中だった、あのトーマスです。

帰りは普通列車で、また違う景色を楽しむ

帰りは普通列車に乗り換えて、新金谷まで戻りました。
SLとはまた違った静かな車内で、旅の余韻に浸りながら車窓の風景を楽しみました。

心に残る、昭和の記憶をたどる旅

大井川鐵道のSL列車は、単なる移動手段ではなく、思い出をゆっくり運んでくれる乗り物です。
汽車に揺られながら、若い頃の記憶がよみがえってくるようでした。

今も元気にしてくれている夫とこうして旅ができたことに、改めて感謝の気持ちを感じた1日でした。

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